【迷子犬AIレポート vol.1】AIで迷子犬マッチング [迷子犬AIサポート]

本記事のご紹介(by ハピわん!)

ハピわん!迷子犬センターでは、2022年1月4日より『迷子犬AIサポート』を開始しています。
詳しい説明はこちら

そのご紹介も兼ねて、初動二週間の結果(1/18時点)の中からいくつか共有させていただきます。


※実際にAIが解析した際、AIにて計算用にデジタル処理した画像は現在公開しておりませんので、本文中に出てくる画像は、全て結果抽出のバージョンのみとなります。

※画像は無断転用禁止となります。

『ハピわん!迷子犬AIサポート』とは?

まず最初に、『ハピわん!迷子犬AIサポート』ですが、以下画像のような流れのサービスとなっています。

特徴としては、ハピわん!に迷子犬登録されている犬の画像から解析するということが挙げられます。
あくまで、登録案件の中からマッチングを実施するシステムになります。

また、もう一つの特徴ですが、完全にAI任せきりではなく、人間の知識・経験により補助することで、より強固な体制を強いています。
具体的な運用体制として、全体は従来通りに迷子犬サポートチームにて対応、AIの解析結果と相互に連携しています。


それでは、実際にAIにて探してみた結果を3例だけ次項以降に載せていきます。

迷子犬AIサポートの流れ

【1例目】 宮城県の案件(捜索:迷子犬No.2278 保護:迷子犬No.2283)

・AI画像照合結果:以下の画像ご覧ください。
・AI計算値からの判断:類似性=中

・結論:類似性はそこそこ検出されているが保護日と失踪日の関係が逆(保護のほうが前)。
No.2278の案件ページ内のコメント欄にやりとりされている通り、飼い主様ご確認の結果でも別犬との結論。

迷子犬AIの実証例 その1


迷子犬No.2283:保護犬

迷子犬No.2278:マーブルくん

【2例目】兵庫の案件(捜索:迷子犬No.2297 保護:迷子犬No.2309)

・AI画像照合結果:以下の画像ご覧ください。
・AI計算値からの判断:類似性=低

・結論:画像解結果は若干の類似性。場所が遠隔。

迷子犬AIの実証例 その2


迷子犬No.2309:保護犬

迷子犬No.2297:つんくん

【3例目】茨城県の案件(捜索:①迷子犬No.2302&②2285 保護:迷子犬No.2359)

・AI画像照合結果:以下の画像ご覧ください。
・AI計算値からの判断:①類似性=低、 ②類似性=低

・結論:
①(No.2302) 画像はAI用画像の顔相近似は若干あり、全身は大きく相違あり。場所が距離あり。
②(No.2285) 瞳の色が相違、別犬と判断。場所は同地域。

迷子犬AIの実証例 その3


迷子犬No.2359:保護犬

迷子犬No.2302:愛ちゃん

迷子犬No.2285:キャサリンくん

所見とお願い事項など

以上のように、

AIにより多くの画像の中から数分で類似の犬を探し出すことができるようになっています。



しかしながら、AIサポート登録済みの範囲からのマッチングになるため、その中で「比較的類似している」という結果であることは事実で、まだまだ充分に迷子のデータが集まっているとは言えない状況です。

また、

技術的に非常に難しい領域でのチャレンジであることは確かです。


そのため、日々の迷子犬案件のサポートを通して実証しながら、継続して精度なども改良を加えていくことになります。



【お願い事項】


・画像のマッチングはあくまで、ハピわん!に登録されている迷子のデータからの実施になります。
 

迷子をお探しの方、または、保護された方もぜひサイトへご登録(ご投稿)ください。



・AIサポート用の画像を登録する方は、

なるべく顔のアップの画像をご使用ください。


 体の他の部位が写っていても解析は実行できますが、前項の結果画像の通り、顔のアップの写真のほうが精度が上がり見つけやすくなります。


【最後に】



「ハピわん!迷子犬AIサポート」は当サイト独自に開発したシステムですが、研究・開発は引き続き行い、より完全なシステムを作っていくことが目的であり、実証試験も兼ねて運用しています。
日々の迷子犬案件のサポートはこれまで通りに継続実施しながら、「迷子犬センター」同様に資金面やリソースは全てサイトで負担し運用・開発しています。

「すべての迷子の子たちを救けたい。」

その想いのみで展開しているサービスであることは、不変です。


引き続き、ぜひ当サイトへのご協力のほど、お願いできましたら幸いでございます。

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