【迷子犬・迷い犬の統計】迷子犬の発生要因で多いものは? 調査結果レポート [2021.8]

本記事のご紹介(by ハピわん!)

日々、「ハピわん!迷子センター」にて実施している迷子犬の無償支援を通じて、多くの飼い主様・保護主様をサポートさせて頂いてきました。
本稿では、これまでのデータを全て集計し、迷子犬が発生する要因ごとにその発生割合を集計しております。

迷子犬における一層の発生防止を願い、ここに公開いたします。

ぜひご覧ください。


※個人でのご活用やSNS等でのシェアは、出典元を明確にした上でご自由にお使いください。
また、営利・非営利に関わらず団体・企業での使用は、予め当サイトの許可を取得している場合を除き、無断使用ご遠慮願います。


◆関連記事
【迷子犬・迷い犬の解決事例!】実績レポートをお送りします vol.1(2020.8.24~2020.9.30)

迷子犬の発生要因ごと割合【大項目ごと】


まず最初に、大きな要因ごとで分類し、それぞれの発生割合を集計した結果、以下のようになりました。


◆【自宅で隙間から飛び出した】


自宅にて、ドアが開いた際や窓の隙間から自ら出てしまった、(庭にいる際に)柵の隙間などから出てしまった。等
...

29%



◆【散歩中or外飼いで装着品が外れた・離した】


散歩中に首輪・ハーネス等が外れた、リードから手を離してしまった。外飼いで首輪等が外れた。等
...

28%



◆【大きい音などにパニック】


自宅・外出中に、雷や花火、叫び声、自動車・バイクなどの大きい音に驚きパニックになり逃げ出した。等
...

19%




自宅で隙間などから出てしまった、器具が外れてしまったといった、

普段の意識・対策をすることで、もう少し防げるかもしれない部分が多く残っています。

迷子犬の発生要因ごと割合【大項目ごと】の画像

発生要因ごと【小項目:発生多い順】

次に、前項の大まかな分類を細かくさらに分けてみると以下のグラフのようになります。

自宅での発生が意外と多くなっています。
庭に離しているときや留守の時など、

目が行き届かないときにいなくなってしまった

、という部分も上位に見られます。


また、以下からは発生が多いものから順に、それぞれの具体的事例をいくつか挙げていきます。
発生要因ごと【小項目:発生多い順】の画像

具体的事例①(ランキング前半)

ここからは発生要因が多いものから順に、具体的事例を列挙していきます。
ご参考になりますと幸いです。

※主なもの・特徴的なもの抜粋。表現は実際のものを踏襲。


【要因1位:16%】自宅でドア・窓の隙間等から飛び出した



・ドアを開けた瞬間、隙間から脱走した。(※事例多数あり)


・知らない間に裏口ドアから出てしまい、気付いたら居なくなっていた。
・夕方、近所の子が玄関ドアを開けっぱなしにしたため脱走。
・自力で玄関を開けて、出て行ってしまった。
・当日は雨だったので、レインコートを着せようと準備している間に、開いているガレージのゲートから出てしまった。気づいたのは3~4分後。
・引越し作業中に開いているドアから出てしまった。
・家の窓を開けていたところ、飛び出してしまった。
・子供と庭で遊んでいる時に、勝手口を開けっぱなしにしてしまい、いなくなってしまった。
・自宅にて、サッシの鍵を自力で開けて脱走した。
・同居しているおばあちゃんが可愛さ余りにゲージから出してしまい、玄関が開いた一瞬の隙に外に飛び出してしまった。
・フェンスを飛び越えて出てしまった。
・自宅の網戸を倒して、飛び出してしまった。
・散歩に行こうと2階から階段を降りたら、玄関が開いていたため、そのまま飛び出て走って行ってしまった。
・ドアに鍵をしていなかったため、台風で風が強く吹き、ドアが開いてしまい脱走。
・庭先のフェンスの扉を子供が開けてしまい、気付いた時には脱走してしまっていた。
・自宅に帰宅した所、戸の隙間が空いており、行方不明。



【要因2位:13%】庭に出している時・留守の時



・

トイレのために庭に出していたところ、いなくなっていた。(※事例多数あり)


・庭に出し、目を離した数分の間にいなくなっていた
・留守の間に、いなくなっていた。
・親戚に預けている時に、庭に出したところ、飛び出していってしまった(飼い主様を探しにいったという見方あり)。
・庭に出していたところ、庭の柵の下の土を掘って、その穴から外へ出てしまった。



【要因4位:10%】外飼いでいつの間にかいなくなっていた



・

首輪が外れており、いなくなった。(※リードをつなぐ金具が外れた事例も他に多数あり)


・朝方の雷・雨の中でいなくなってしまった。
・自宅へ帰宅したところ、リードが外れていなくなっていた。
・鎖が切れていなくなっていた。
・豪雨により、雨が怖くて脱走した可能性。
・外飼いにしていたが、脱走の形跡が無く、首輪も残されている状態で居なくなった。

具体的事例②(ランキング後半)

【要因4位:10%】自宅で大きい音に驚きパニック



・雷の音に驚いて、家の敷地外へ飛び出してしまった。

(※雷が要因になるケースは圧倒的に多数)


・近所で突然あがった花火に驚いて、自宅から飛び出した。

(※花火は雷に次いで、トップの要因)


・雷に驚いて、余程怖かったのか重いガラス戸をこじ開け、門を破壊して脱走
・初めて見るご主人の服装(麦わら帽子)に驚き、網戸を押し倒して逃走。
・地震でパニックを起こし、自力でドアの鍵を開けて逃げた。



【要因6位:9%】外出中に大きい音に驚きパニック】



・屋根から落ちてくる雪に驚き、紐をちぎって逃げ出してしまった。
・歩行者に驚いてハーネスから抜け出した。
・

他の犬に吠えられて

びっくりし、ハーネスが外れて逃げ出してしまった。
・パーキングエリアにて、

突然のバイクの音に驚き

、首輪が抜けてしまい逃げ出してしまった。
・

花火の音に驚き

、ペグで繋いであったが、それも抜く勢いで走ってしまい、姿が見えなくなってしまった。
・散歩中に側溝にはまり、パニックになりそのまま逃走。
・傘に驚き逃げてしまった。
・散歩中にリードが落ちてしまい、その音と追いかけてくるリードにパニックになり、そのまま走っていってしまい見失った。(※他に伸縮リードの本体が地面に当たる音に驚いてパニックのケースもあり)
・

近くで大声を出した人がいて、驚き

パニックになり逃走。
・馴染みのない人の登場に驚き、ハーネスからすり抜けて逃げた。



【要因9位:1%】店先に繋いでおいたらいなくなった



・ドラッグストアの駐車場にリードを繋げて、2~3分ほど目を離した隙にいなくなってしまった。
・コンビニの駐車場ポールに繋いでいて、2分間の買い物から戻るといなくなっていた。

迷子にさせないために考えられることは?

上記のこれまでの事例を基に、主に考えられる対策で大きいものを以下に挙げております。

他にもいろいろと考えられますので、

ぜひ一度、みなさまご自身でも思い当たるところ確認してみることをおすすめいたします。




◆チェックポイント


・家のドアや窓など?また、簡単に開けられる構造ではないですか?
・庭の囲いは傷んでいないですか?定期的にメンテナンスしていますか?
・首輪・ハーネスは体格に合っていますか?
・首輪・ハーネス・リードは、古く痛んでいないですか?繋ぎの金具などもチェックしましょう。
・迷子札は普段から装着していますか?
・目を離すときは、例え数分でも充分に周囲を事前確認できていますか?
・店先への繋ぎっぱなしはやめましょう
・雷・花火・大雨など予め分かっている際など、いざというときに外飼いの犬を室内へ入れられるスペースはありますか? 室内でもそういった際に飛び出ないよう注意しましょう。
・万が一のため、ダブルリード、ダブルナスカンもご検討ください。


最後にリンクをお届けします

◆迷子札
ハピわん!迷子札は、あくまで安価な販売を実現しています。
収益は迷子支援の活動費にさせて頂いています。

迷子札購入ページ



◆首輪、ハーネス、リード、柵など(検索ウィンドウ)

オススメのほかの記事

犬はなぜ穴を掘りたがるの?犬の穴掘り行動の理由と対策、など。

犬はなぜ穴を掘りたがるの?犬の穴掘り行動の理由と対策、など。

屋外にいるときに犬が地面に穴を掘り始めることは、よく目にする犬の日常行動の一つではないでしょうか? 場合によっては、室内でも穴を掘ろうとするような行動に出ることがあります。 このような犬が穴を掘りたがる行動はどういった意味があるのでしょうか?また、その対策は? 本稿では、犬の穴掘り行為について、そういった部分を詳しくお送りします。

フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記  パート3

フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記  パート3

当サイトの看板犬の1人でもあるフレブルこちの椎間板ヘルニア治療記録となります。 前回パート1、前々回パート2に渡ってお送りした本記録ですが、 …まさかまさかのパート3となってしまいます。 【前回までのあらすじ】 年末の突然の椎間板ヘルニア発症から外科手術をしたこち。 その後、術後は順調に回復し、日常生活を取り戻していたのだが…。 前回の記事はこちら。

フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記 パート2

フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記  パート2

フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記  パート2

当サイトの看板犬の1人でもあるフレブルこちは椎間板ヘルニアを経験しています。 そんな治療経験のリアルな経緯をお送りする特別編のパート2となります。 【前回のあらすじ】突然の発症から外科手術をしたこち。果たして、術後の治療はどうなるでしょうか。 前回の記事はこちら。

フレブルこちの椎間板ヘルニア治療日記 パート1

当サイトの内容、テキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます(URLリンク・キャプチャ・SNS共有などはご自由にお使いください)。
また、当サイトの記事は、実際の体験や専門家の知識を基に構成しており、可能な限り正確な情報を掲載するよう努めていますが、情報が古くなっていたり誤解を与える表現が混在する場合もございます。
記事内容によって生じた何らかのトラブル・損失・損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

∧