【やんちゃな人気者と言えば代表格はこの犬、ジャック・ラッセル・テリア】

しつけのしやすさ

ジャック・ラッセル・テリアは、好奇心が強い性格に加え、頑固な面もあるので、 しつける上では、特に最初のしつけが肝心です。
少なくとも、根気強くしつけていくことが要求されるでしょう。
その際、強く叱れないとジャック・ラッセル・テリアには効かないと言われています。

こういった点をクリアしながら、しつけがしっかりできない場合、一緒に生活していくのは厳しいかもしれません。

ただ、ジャック・ラッセル・テリアは基本的には賢い犬種のため、 しつけが一回きちんとできてしまえば意思疎通がはかりやすく、飼いやすいという特性もあります。

なお、賢いことからも、人の言動に対する理解力は高いものを持っています。

病気・けがへの強さ・寿命

ジャック・ラッセル・テリアの平均寿命は12?16年となっており、割と長生きな犬種です。

また、ジャック・ラッセル・テリアは、毛皮の構造がシングルコートと呼ばれる被毛の構造が一層になっていることと、 筋肉質な体つきを持っているので、総じて寒さに弱い犬種となります。
なお、基本的に小型犬は、寒さが苦手な犬種が一般的ですので、 ジャック・ラッセル・テリアが特別に弱いということではありません。

冬の季節は、室内で過ごす前提の上で、防寒対策は必須で、エアコン（暖房）もかかせなくなります。

ジャック・ラッセル・テリアは、活発さがゆえに、怪我をしやすい面もあります。

その代表的なものとして『膝蓋骨脱臼（しつがいこつだっきゅう）』という、 膝のお皿がずれてしまうことで歩行障害・脚の関節痛に襲われる症状の疾患が挙げられます。
最悪の場合、手術が必要で障害が残ることもあります。
先天性のものもありますが、後天的なものについては、普段の生活の中での防止が可能で、 床が滑らないようにする、高いところからの飛び下りをさせない、などといった防止策があります。

運動量の多さ

ジャック・ラッセル・テリアの運動量としては、他の小型犬のレベルではないぐらいの運動量があります。
そして、運動神経も高いものを持っています。

散歩は、1回あたり30分?1時間を一日2回が必要になってきます。

また、好奇心の強さもあるため、遊びまわるのが大好きな犬です。

まさに、とにかく元気でやんちゃなイメージのジャック・ラッセル・テリアと言えるでしょう。

なお、ジャック・ラッセル・テリアは、その高い運動神経ゆえに、 非常に高いジャンプ力を持っていることも魅力ですが、家の中でも暴れまわることも珍しくありませんので、 家具等の物を壊されないようにすることと、ジャックラッセル本人が怪我をしないように注意が必要です。

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