ドイツ原産の大型のジャーマン・スピッツを始祖犬とすると言われている日本国内原産の犬種となります (シベリア大陸から伝わり、中国東北地方を通じて日本に渡来)。
モンゴルの遊牧民・サモエド族が飼っていたロシア原産の犬種「サモエド(シベリアンスピッツ)」 が日本に伝わったという説も存在しています。
戦後には一時期、日本国内の飼い犬の4割を占めるほどの人気を誇っていましたが、 室外犬として飼われることが多かったことも災いし、無駄吠えなどの飼いにくさの風評が広まり激減しました。
最近になって、品種改良も進み、再び国内外問わず人気が出てきています。
純白の毛色が伝統的な日本スピッツのようです。
※本ページ内の情報は、基本的には、品種改良後の現在における日本スピッツの特徴になります。
日本スピッツは、物覚えが良いお利口な犬種なので、きちんと教えれば早い段階で覚えることができます。
今ではおとなしい犬種としての特性が強く、無駄吠えやいたずらは犬種の性格自体としてはあまりないので (無駄吠えは品種改良された)、生活環境や飼い主さんとのコミュニケーション上での原因を見つけるのが得策だと言えます。
生活環境という意味では、一人での留守番は好きではありません。
番犬としての本来の性質をもっているため、警戒心を煽るような環境や物などがあると、吠えることがあるかもしれません。
温和で明るい性格です。元気・活発な犬種でもあります。
飼い主に対しては愛情をもって接してくるので、非常に懐きます。
飼い主以外には人見知りするので、番犬向きの犬種としての特徴を色濃く残しています(不審者に対応しやすい)。
平均寿命は12~15年程度になります。 日本スピッツは元気な室内犬なので、床が滑るなどのリスクに伴い、 「膝蓋骨脱臼」という膝のお皿が外れてしまうけがをする場合があります。
また、代表的なかかりやすい病気として、「小眼症」があります。 小眼症は生後半年ぐらいまでの間に多い病気で、眼が小さく生まれたために自然に分泌される涙の量が足りないことで眼が乾燥し、 場合によっては手術が必要になります。
他には、若いうちにかかるリスクがある病気として、アレルギー性皮膚炎や血友病(血が止まりにくくなる病気)、 遺伝性の糖原病(グリコーゲン貯蔵病)等があります。
他の犬や子どもとも仲良くできます。
小さいうちから他の犬と遊ばせて社会性を身に付けさせることは必要になってきます。
毛の生え変わり時期には大量に毛が抜けます。
この際にはブラッシングは毎日必要ですが、それ以外の時期は1,2日に1回程度になります。
さほど多くは必要ありません。
散歩は、1日2回で1回あたり15分~30分程度が目安になります。
日本スピッツは、遊ぶのが大好きな犬種ですので、 ストレス対策のためにも思い切り遊ばせてあげることも必要になってきます。
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