【マイナーながらもペンブロークに負けない優秀なコーギー、ウェルシュ・コーギー・カーディガン】

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの基本情報(性格・しつけ・病気など)

 
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ウェルシュ・コーギー・カーディガン
[英記]:Welsh Corgi Cardigan

    ◇基本データ
  • ・サイズ: 中型犬
  • ・体高:25cm~35cm
  • ・体重:11kg~18kg

  • ◇起源・歴史・沿革・系統:
  • コーギーは二種類存在します。一つはメジャーなウェルシュ・コーギー・ペンブロークで、 もう一種類がこのウェルシュ・コーギー・カーディガンになります。
    ペンブロークに比べ、カーディガンは数が圧倒的に少ないのが現状です。

    ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、イギリスのウェールズ地方を原産とする犬種で、 家畜を誘導する役目の牧畜犬として活躍していました。
    紀元前1200年頃から存在していたとも言われていますが、起源も含めて、現在でもはっきりとはわかっていません。
    一説では、中央アジアのケルト人によりイギリスに持ち込まれたという説や、 祖先としてダックスフンド系の系統から派生したという説やイングリッシュ・ターン・スピッツ・ドッグという犬が 祖先犬として関係しているのではないかとも言われています。

    昔のコーギーは、今よりも体長が長く、ちょうど1ウェルシュ・ヤード(イギリスのヤードよりも若干長い)ぐらいあったことから、 『ヤード・ロング・ドッグ』とも呼ばれていました。

    そして、近代になり、牧場がきちんと柵で区切られることになっていったことで、牧畜犬としての役目を終え、数も減りました。
    その後、ブリンドル・ハーダーという犬種と交配され、現在のような形になりました。

    1930年代にはイギリス王室のジョージ6世に飼われていたことで有名になり、1931年にはアメリカに渡っています。
    1943年には初めてイギリスのケンネルクラブにより、 ペンブロークと別の犬種とされました。
    ペンブロークに比べて、カーディガンは長い尻尾を持っています。
    ※ただし、ペンブロークは断尾されている。

    また、犬種名の由来については、『ウェルシュ』は『ウェールズ(地方)の』という意味で、 『コーギー』という部分は、ウェールズ語の『小人・小さい人』に由来するという説と、 牧畜犬として家畜を“集める”役割であったことから、ウェールズ語で『コー(COR ・集める)+ギー(GI ・犬)』 という言葉が組み合わせられている説が存在し、『カーディガン』は、カーディガン地方で活躍していたことにそれぞれ由来しています。


    ◇こんなスタイルで犬を飼いたい方・こんな状況の方との相性Good!!
    ・しつけは最初のうちにきちんとできる
    ・初対面の人に多く会うような飼育環境ではない
    ・性格的にあくまで飼いやすいことは重要
    ・子供の遊び相手にもなって欲しい
    ・運動量が多いがきちんと満足させてあげられる
ウェルシュ・コーギー・カーディガンのメイン写真 ウェルシュ・コーギー・カーディガンの特徴評価グラフ

しつけのしやすさ

ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、非常に頭が良く、飼い主さんに忠実な犬種です。

物覚えが良く、訓練向きな特性が強いため、基本的な能力上はしつけしやすい犬種と言えますが、 飼い主さんをリーダーとして見極める習性があるとも言われていますので、普段の行動において、 きちんとリーダーとしての威厳を見せれるように注意が必要です。

また、警戒心の強い性格から、無駄吠え(吠え声は太く響く)や噛み癖を持っている犬種でもありますので、 初期の早い段階でしつける必要が考えられます。

気性の穏やかさ・性格

ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、基本的には穏やかな性格をしており、ちょっとのんびりした面を持っています。
そして、飼い主さんには深い愛情を持って接してくれます。

一方、警戒心は強く、知らない人や他の犬・動物に対しては馴染むのに多少時間がかかります。
勇敢な面も持っており、相手が自分自身よりも大きくても立ち向かっていきます。

病気・けがへの強さ・寿命

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの平均寿命は10?14年となります。
がっしりとした骨太の体格をしています。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンが遺伝的にかかりやすい病気として、まず一つは、胴長短足の体型が不利に働き、 『椎間板ヘルニア』が挙げられます。
椎間板ヘルニアは、腰への負担が蓄積し、背骨の中を通っている神経が圧迫されることで下半身の麻痺が引き起こされる病気です。
最悪の場合、下半身不随になります。

それと、『股関節形成不全』という股関節の形状に異常があることにより、 歩行に支障をきたす・関節痛などの症状が出る病気もかかる可能性があります。

他の犬や子どもとの同居しやすさ

実はイギリス王室で子供の遊び相手をつとめていたこともあるほどのウェルシュ・コーギー・カーディガンでもありますので、 子供との同居は問題なく仲良くできると言えます。

ただし、最低限として噛み癖についてはしつける必要があるので、注意しましょう。

また、警戒心の強さから、他の犬に対して攻撃的になってしまう場合がありますので、注意が必要です。

運動量の多さ

ウェルシュ・コーギー・カーディガンは、もともとは長時間の動き回ることが必要になる牧畜犬として活躍していた犬種ですので、 非常に体力があります。
散歩は1回あたり1時間程度を1日2回といった量が基本となります。

また、俊敏に動くことができて、運動神経も高い犬種です。

好奇心旺盛で活発な性格でもありますので、普段の運動も多めに必要になってきます。
遊び好きですので、一緒に遊んであげると喜びます。

運動不足がストレスを引き起こしやすい犬種ですので、充分な配慮が必要になってきます。

訓練向きの頭の良さと高い運動能力という部分で、アジリティやフライングディスクなどのドッグスポーツにも適性が高い犬種です。

体の特徴・被毛・毛色の特徴

里親・ブリーダー・値段

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの動画集

[再生は画像をクリック]

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの動画 その1

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの動画 その2

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの動画 その3

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