犬の顔のマッサージのやり方や注意点は？【ハピわん！みんなの相談ノート

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衛生・美容に関する相談

犬の顔のマッサージのやり方や注意点は？

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相談詳細

最近、犬の顔のマッサージが健康やリラックスにいいと聞いたのですが、具体的にどうやればいいのか全くわからなくて困っています。うちの犬はトイプードルで、普段から顔を触られるのはあまり好きじゃない方なので、マッサージをするときに嫌がられない方法やコツがあれば知りたいです。顔のどの部分をどのくらいの力で触ればいいのか、手の使い方や順番、揉み方の種類など、初心者でもできる具体的なやり方があれば教えてほしいです。また、顔のマッサージをするときに注意したほうがいいことも気になります。例えば、力の入れすぎで痛がらせないためのコツや、嫌がったときの対処法、マッサージを避けた方がいい部分やタイミング、年齢や体調によってやり方を変える必要があるのか、といった点です。マッサージの効果として、リラックスや血行促進のほかに顔の筋肉や表情の変化、さらには健康面でどのような影響があるのかも知りたいです。さらに、顔のマッサージをしても犬が嫌がる場合や、逆に楽しそうにしているときのサインがあれば、それを見分ける方法も知りたいです。初心者でも安全にできるやり方や、毎日どのくらいの時間や頻度で行うのが適切なのか、最初のうちは短時間でも大丈夫なのか、少しずつ慣れさせる方法があれば教えてほしいです。特に目や口の周り、鼻の上など敏感な部分に触れるときの注意点や、痛がらせない工夫について具体的なアドバイスがあると助かります。顔のマッサージは体全体のマッサージと違って、犬が敏感になりやすい部分に触れるので、どうしても少し不安があります。飼い主としては安心してマッサージをしてあげたいのですが、どこから始めればいいのか、順序や手の動かし方、リラックスさせるための声かけやタイミングなど、細かい点まで知りたいです。また、マッサージ中の犬の表情や仕草で楽しんでいるかどうか判断するポイントも知りたいです。もし可能であれば、初心者でもすぐに実践できる具体的なステップや、やってはいけないことの例、犬が気持ちよさそうにする様子の特徴など、体験談も交えて教えていただけるとすごく助かります。まだ顔のマッサージ自体ほとんど経験がないので、最初から安全に、犬が嫌がらずに受けられるやり方を知りたいです。

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コメント・回答

自分も昔トイプードルを飼っていたことがあるので、その経験も踏まえてお話ししますね。
顔のマッサージって言葉だけ聞くと少し難しそうに思えるかもしれませんが、実際には「なでる延長」くらいに考えてもらうと気が楽です。特にトイプードルは顔の毛がふわふわしている分、飼い主さんの手の感触をダイレクトに感じやすいんですよ。ただし、顔は犬にとって敏感な部分なので、最初から本格的にやろうとすると嫌がられることが多いです。まずは少しずつ慣らすことが大切です。

やり方としては、まず犬がリラックスしているタイミングを狙います。散歩から帰ってきて少し落ち着いた後や、ごはんを食べて満足しているときなどがいいですね。いきなり顔に手を伸ばすのではなく、首や胸のあたりを軽くなでてから、ゆっくり顔に近づけるようにすると自然です。顔に触れるときは指先ではなく手のひらや指の腹を使って、力は本当に羽のように軽く。
人間が眉間を軽く押されて気持ちいいと感じるように、犬も目の上やこめかみのあたりをやさしく円を描くようになでられるとリラックスします。ただし目のすぐ近くは怖がる子が多いので、最初は少し離れた部分からにしてあげてください。

順番としては、まず頬の横を下から上に軽くなでて、その流れで耳のつけ根をくるくると優しくマッサージしてあげると気持ちよさそうにする子が多いです。耳の根元は血行が集まるところなので温まりやすいですし、安心感を覚える部分なんですよね。それから慣れてきたら鼻筋を上から下へすーっとなでてあげる。
これは本当に一瞬でいいので、毎回やる必要はありません。口の周りは特に敏感なので、歯磨きやグルーミングに慣れている子でなければ最初は避けたほうが無難です。

嫌がっているかどうかを判断するには、体のサインをよく見るのがポイントです。目を細めてうっとりしている、口元が少し緩んでいる、ため息のようにフーッと息を吐く、こういう仕草は「気持ちいい」のサインです。
逆に顔をそむけたり、耳をぺたんと倒したり、舌をぺろぺろ出すようなときは「ちょっとやめて」の合図です。そのときはすぐに中止して、嫌な印象を残さないようにするのが大切です。

注意点としては、力加減を強くしないことと、長時間やらないことです。最初は10秒、20秒くらいでも十分。慣れてきたら少しずつ時間を伸ばすイメージで、毎日やる必要もありません。週に数回、リラックスタイムにそっと触れてあげる程度で犬には大きな効果があります。血行がよくなるので目の周りがすっきりして涙やけ予防になったり、表情が柔らかくなったりすることもあります。特に年齢を重ねてきた子は筋肉がこわばりやすいので、やさしい刺激は健康維持につながります。

敏感な部分に触れるときは「触らせてもらう」という気持ちを持つことが大事で、いきなりではなく短時間から始めて、犬が「まあ悪くないな」と感じたら少しずつ範囲を広げていくのがコツです。飼い主の声かけも効果的で、落ち着いた声で名前を呼びながらなでると安心しやすいです。
自分の経験では、最初は嫌がっていた子も、習慣になってくると逆に自分から顔を寄せてくるようになりました。そうなったときの満足そうな顔は本当にかわいいですよ。

最初から完璧にやろうとせず、撫でる延長で少しずつチャレンジしてみてください。
うちの子もそうでしたが、信頼関係が積み重なると顔のマッサージは特別なコミュニケーションの時間になります。

少しずつ、そして「嫌がったら即中止」のルールさえ守れば、きっとお互いに心地よい習慣になると思います。

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