ブルドッグって飛行機に乗せていいのか、実際どうなんだろう？【ハピわん！みんなの相談ノート

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ブルドッグって飛行機に乗せていいのか、実際どうなんだろう？

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最近妻と旅行の話をしている時に、ふと「ブルドッグって、飛行機に乗れるのか？」と疑問に思いまして…。我が家にはブルドッグがいるわけではないんですけど、友人の家が飼っていて、時々一緒に旅行することがあって「飛行機に乗って遠出もありじゃない？」という話題が出ました。けれどもブルドッグって独特な顔つきをしているし、体もしっかりしているから、なんとなく他の犬種と同じようにはいかないんじゃないか、という気持ちが拭えません。正直、飛行機でのペット同伴はどうなっているのか、その仕組みすらあまりよく分かっていません。動物好きの方ならご存じかもしれませんが、犬でも猫でも飛行機に乗せるってかなりストレスが掛かると聞いたことがあります。ましてやブルドッグのような体型や顔立ちの犬だと、いろんな面で心配事が多いんじゃないかと…。例えば、気圧の変化や揺れ、知らない場所に置かれる不安、夏場だったら温度管理…想像したらきりがないですが、これらがブルドッグにどれだけ影響するものなのか、全然分からないので不安になります。もう一つ気になるのが、航空会社側のルールです。ペットの搭乗制限があるとか、犬種ごとに規則が違うこともあるって聞いたんですが、ブルドッグのように鼻が短い犬は特に注意が必要なんじゃないかと思ってます。もし飛行機に乗せられない、もしくは特別な条件がいる犬種なら、出発前にかなりしっかり確認したほうがいいですよね。実際にブルドッグと一緒に飛行機移動をした方の体験談や、航空会社での対応の違いなども知りたいです。さらに、ブルドッグは暑さや湿気に弱い犬種だと耳にしたことがあって、夏場の飛行機利用は特にリスクが高くなりそうです。人間ですら窮屈に感じる空間で、空調や気圧の調整が難しい貨物室に預けられるとなると、どれだけ負担になるんだろう、と思ってしまいます。だからといって機内持ち込みができるサイズかというと、そこもまたちょっと難しいでしょうし、最悪の場合を考えたら躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか。個人的には、ペットホテルや家族に預けるのも一つの手ではないかと思いながらも、本当に一緒に旅をしたいとなると、できる限り安全に飛行機に乗れる方法が知りたいです。ネットで調べてみても、なかなか決定的な答えが見つからず、口コミでも意見が分かれているように思います。"うちは乗ったことがある""うちの近くの空港で断られた"といった声もあって、どれが一般的なのかピンときません。特別な資格や知識があるわけでもなく、まったくの素人質問で恐縮ですが、ブルドッグを飛行機に乗せたい場合、何を気をつけるべきなのか、そもそも乗せても大丈夫なのか、ご存じの方がいればご教示いただけないでしょうか？また航空会社による違いや、時期による注意点などがあれば、そのあたりも参考にしたいです。これから旅行シーズンに入り、同じような悩みを持っている方もいるかもしれないので、ぜひいろんな経験談やアドバイスを教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

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コメント・回答

ブルドッグの飛行機搭乗について真剣に考えていらっしゃる姿勢、素晴らしいと思います。実は私は過去にフレンチブルドッグを飼っていた経験があり、同じような悩みを抱えたことがあるので、実体験を交えてお話しさせていただきますね。

ブルドッグなどの短頭種の飛行機搭乗は、確実に他の犬種よりもリスクが高く、多くの航空会社で制限や禁止されているのが現状です。私のフレブルも一度だけ飛行機移動を経験しましたが、本当に心配で仕方ありませんでした。

まず航空会社による違いについてですが、これが本当にバラバラなんです。大手航空会社の多くは、ブルドッグ、フレンチブルドッグ、パグなどの短頭種について、夏季期間中の貨物室での輸送を禁止しています。理由は呼吸器系のトラブルが起きやすいためです。JALやANAも基本的に5月から10月頃までは短頭種の受け入れを停止することが多いです。LCCになるとさらに厳しく、年間を通して短頭種の搭乗を断っている会社もあります。

私がフレブルと飛行機移動をした時は、真冬の2月で、事前に何度も航空会社に確認を取りました。獣医師の健康診断書も必要でしたし、当日も出発前に再度健康チェックがありました。それでも貨物室に預けた2時間の間、本当に生きた心地がしませんでした。幸い無事でしたが、到着後しばらくは普段より呼吸が荒く、明らかにストレスを感じているのが分かりました。

機内持ち込みについては、ブルドッグのサイズを考えると現実的ではありませんね。国内線では基本的に小型犬用のキャリーバッグに入るサイズでないと機内持ち込みはできませんし、ブルドッグだとまず無理でしょう。海外の一部航空会社では大型犬でも機内持ち込み可能な場合がありますが、料金も高額ですし、日本発着便では選択肢が限られます。

温度管理については本当に深刻な問題です。短頭種は体温調節が苦手で、特に暑さには弱いんです。貨物室は空調が効いているとはいえ、地上での積み込み時間や、エンジン停止中の温度上昇など、コントロールが難しい時間帯があります。私の知り合いで、夏場に無理をして飛行機移動をした結果、熱中症で大変な思いをしたブルドッグの話も聞いたことがあります。

気圧の変化も心配な要素の一つです。短頭種は元々呼吸が浅めなので、高度による気圧変化で呼吸困難を起こすリスクが他の犬種より高いんです。また、ストレスで興奮すると呼吸がさらに荒くなり、悪循環に陥ることもあります。

では、どうしても飛行機移動が必要な場合はどうすればいいか。まず、可能な限り涼しい時期を選ぶことです。真夏は絶対に避けて、できれば冬場が理想的です。そして事前に複数の航空会社に問い合わせて、短頭種の受け入れ状況を確認することが重要です。同じ会社でも路線や時期によって対応が変わることがあります。

獣医師との相談も欠かせません。飛行機移動の1週間前くらいに健康診断を受けて、呼吸器系に問題がないか、心臓の状態はどうか、しっかりチェックしてもらいましょう。また、軽い鎮静剤を使用するかどうかも相談した方がいいです。ただし、鎮静剤は呼吸を浅くする副作用もあるので、短頭種には使わない方針の獣医師も多いです。

キャリーの選び方も重要です。できるだけ大きめで通気性の良いものを選び、中に保冷剤を入れられるタイプだとさらに安心です。床材も吸水性と通気性を考えて選んでください。

実際の搭乗日は、早めに空港に着いて、できるだけ涼しい場所で待機することです。搭乗手続きも最後に済ませて、貨物室にいる時間を短くする工夫が必要です。

ただし、これらすべてを準備しても、リスクがゼロになるわけではありません。私の経験では、よほど必要に迫られない限り、ブルドッグの飛行機移動は避けた方が無難だと思います。代替手段として、車での長距離移動や、信頼できるペットホテルへの預け入れも十分検討に値します。

特にペットホテルは最近とても充実していて、ドッグランがあったり、散歩サービスがあったりと、飼い主が旅行中も愛犬が楽しく過ごせる環境が整っています。

最終的には飼い主さんの判断になりますが、ブルドッグの健康と安全を最優先に考えて、慎重に検討していただければと思います。どうしても一緒に旅行したい気持ちも分かりますが、愛犬の命には代えられませんからね。

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